Pharmacy Achで「骨粗鬆症治療薬」をアップしました。
各種薬剤の特徴や使い分け、副作用等の注意点を記載しています。
ビスホスホネート製剤をどのようにして使い分けたら良いのか、テリパラチド製剤は連日製剤と1週間製剤について違いはないのかなど、臨床で気になる点を盛り込み、一部の製剤については比較しやすいように図に示しました。
これを見れば、医師への疑義照会や処方提案にも対応できるような内容となっています。
骨粗鬆症の概念・診断等については、Medical Ach にて「骨粗鬆症」に記載しております。
併せてご覧いただくと、骨粗鬆症に関する知識がより深くなります。
A4 14頁 図3枚
目次
ビスホスホネート系製剤
・剤形と用法
・消化管障害
・腎機能障害
・低 Ca 血症
・急性期反応
・顎骨壊死
・投与期間
抗 RANKL モノクローナル抗体製剤
・顎骨壊死
・低 Ca 血症
・中止時の対応
SERM (選択的エストロゲン受容体モジュレーター: Selective Estrogen Receptor Modulator )
・静脈血栓症
・ AI (アロマターゼ阻害薬: Aromatase Inhibitor )との併用
・ ホットフラッシュ、下肢痙攣
副甲状腺ホルモン製剤
・高 Ca 血症
・悪心・嘔吐・頭痛・低血圧等の症状
・投与期間
・顎骨壊死
・腎機能の確認
・連日製剤の薬剤管理
活性型ビタミン D 製剤
・高 Ca 血症
・剤形
Ca 製剤
・胃腸障害・便秘
・高 Ca 血症
・腎結石・尿路結石患者には投与を避ける
・キレート形成
ビタミン K2 製剤
・ワルファリンとの併用禁忌
カルシトニン製剤
皆様の臨床での使用において参考になれば幸いです。